ども、45-50sです。今日は、ネットVRM界隈のごく一部を席巻している、パッケージ分け対策論議について少し書きたいと思います。
<パッケージ分け対策論議とは何ぞや?内輪向け解説>
現行のVRMは少しずつパッケージ分けされているので、新規ユーザーがはじめから豊富な部品群でレイアウトを製作したり、ベテランユーザーの力作で楽しんだりすることが困難です。そのせいで新規ユーザーがVRMに定着しづらいのではないか、という危惧があります。いわば「パッケージ分けの壁」です。
かといってI.MAGICとしてはパッケージ分けをいきなりやめるわけにはいかなさそうなので、パッケージ分けは保ったまま、新規ユーザーにはじめからVRMの魅力を(短所が気にならなくなるくらい)感じてもらうには、I.MAGICや既存ユーザーはどうすれば良いか、という話です。
ちなみに、ユーザー側にとって新規ユーザーが定着しないことのデメリットは、いつまでたってもネットVRM界隈が狭くてそこそこしか盛り上がらない、の一点です。あ、あとユーザーが増えたらもう少し値段が下がるかもとかです。少なくとも自分にとってはそれくらいです。
<おわり>
で。そもそもパッケージ分けの壁を克服するに当たって、I.MAGICとユーザーのどっちがどのようにがんばるべきでしょうか。
自分はどっちかというとユーザーががんばる、というか、他ユーザーにはたらきかけるのがラクで良いかも、という考え方です。理由は後で書きます。とりあえずは、I.MAGICがんばれ派とユーザーがんばれ派、両者の主張をまとめてみましょう。
まずは前者です。これは、ユーザーが頑張るのは大変だし埒が明かないので、基本的にはI.MAGICに何らかの仕様変更をお願いする立場です。アイディアとしては機能限定版ビュワー、バラストレール無料配布などなど。これらには細かい差異はありますが、基本的には2つに大別できます。
・最低限必要な部品だけ無料配布する(けどそれ以外の部品は出し惜しみ)
・ビュワー表示だけならパッケージなしで可能にする(けど視点操作に制約を残す)
つまり、1パッケージだけでもレイアウトで遊べるようにする一方で何らかの制約は残して購買意欲を喚起する、という発想です。
その線でいくと、個人的には、VRM4チェッカーを現行の殺風景からもっとすんごいレイアウトに変えれば、VRM4体験版として十分機能すると思います。
でもすんごいレイアウトを誰が作るかってのが問題でして、I.MAGIC自身に(時間的にも技術的にも)それができればとっくにやってるはずなので、スーパーバイザーのfoxさんたちに頑張ってもらうか、レイコン応募作から拝借するくらいしかなさげです。これには同意する人、しない人、いろいろだと思います。特に、先ほど挙げた2つの項目のうちどちらを優先するかで意見は分かれますよね。
つまり、細かい差異たるところの、どの足枷を外してどの足枷を残すか、というのは、それこそI.MAGICが決めれば良いことであって、我々ユーザーがブログに書いても結論は出ないと思います。これで結論を出したければ、まずは会議室あたりに書き込まなければはじまらないでしょう。
あるいは、I.MAGICにしてみれば、もう自分たちにできることはやっているつもりなのかもしれません。先ほど挙げた2つの項目のうち、前者はVSEパッケージ(無料でないにせよ)、後者はVRM4チェッカーで、果たしているつもりかもしれません(自分の目には、VSEはあまり解決になってないしチェッカーは殺風景過ぎてダメダメに映りますが)。
いずれにせよ、I.MAGIC自身以外が自分の感覚を論拠にアレが良さげコレが良さげと仕様変更を主張/要求するのは、放言の限りにおいては楽しいし有益だと思うんですが、真面目に期待しちゃうと結果は失望しかないと思うのです。期待しないと表明しつつ自分のアイディアの現実性をちらつかせるのも、です。
それでは後者の、ユーザーがんばれ派はいかがでしょうか。
自分を含めて、パッケージを既に複数買い揃えているユーザーにしてみれば、ユーザー側が努力をするのはとっても面倒です。せっかくたくさんパッケージを持っているのに、わざわざ部品カタログと睨めっこしつつ少ない部品でレイアウトを作るのは、あまり楽しい作業ではありませんね。
冒頭で「ユーザーが頑張るのは大変だし埒が明かない」と言い切ったのも、そういう感覚が前提としてあるからです。
でも、当たり前の話ですが、VRMユーザーといってもみんながみんな多くのパッケージを持っているとは限りません。まだ1つか2つしかパッケージを持っていない、新規ユーザーと定着ユーザーの狭間にいるユーザーも結構いるはずです。
ghostさんの記事によれば、そういう人たちに、1パッケージでも結構すんごいレイアウトを作れるということを示し、あとはその人たちがそれで遊んで、自分の所持する号でパッケージ限定レイアウトをモコモコ量産するようになれば、ひとりでに事態は解決!ということのようです。
存在もハッキリしない相手にゆだねるのはどうも遠回りな話ですし、真面目に期待するとおそらく裏切られるという意味ではI.MAGICがんばれと変わりませんが、ポータブル編成の普及の流れを見ても、このやり方のほうがシンプルでリーズナブルだと思います(今のところあんまり成功してませんが、自分のVRM盆栽もこれに近い考えから試してます。ええ、あんまり成功してませんけどっ!)。
VRMのパッケージを2つ以上買い足そうと考えるのは、他人のレイアウトで遊ぶよりも自分でレイアウトを作りたい、という人たちが主だと思います(他人のレイアウトで遊んでみたいというだけで、何万円も出す人がどれくらいいるでしょうか)。
ですから「悪魔の囁き」もひとつのアイディアではありますが、1パッケージでレイアウトを作るという体験を一度するとより購買意欲を喚起されるでしょうし、そうやってパッケージを買い足したユーザーのほうが長くVRMを使うことになるのではないでしょうか。
そんなわけで、思い切り他人の褌で相撲をとっちゃった感がありますが、ユーザーがんばれに一票入れる45-50sであります。新しい知見はまだない。
2007年08月13日
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VRMが売れるとか売れないとかは結果であって目的ではない
Excerpt: 未読の方は、まずは以下のまとめ記事に目を通してください。いずれも秀逸なまとめです。こういうのがバンバン飛び出すネットVRM界隈は、真に素晴らしい。・続・パッケージ分け雑感 @ such a cool ..
Weblog: VRM入道
Tracked: 2007-08-15 00:02


非常にうまくまとめられた記事でわかりやすく、自分もそれが言いたかったなぁという点も幾つか見受けられました。
ただ「ユーザーがんばれ」は中長期的戦略としては良いと思うのですが、多くのパッケージを使った作品を見てもらいたいというユーザーにとってはあまり有効な手段とは思えないのではないでしょうか。こちらの短期的戦略はやはり「I.MAGICがんばれ」しかないのかなぁという気がします。で、会議室で突っついてみようかなぁと思っている次第です。
ですから逆に言えば、「I.MAGICがんばれ」も「ユーザーがんばれ」とのあわせ技で片手間にやるぶんには全然構わないのではとか。そんな感じに思ってます。
こないだ、PC壊れて、何とか直しましたが、
データが吹っ飛んだ!!(;;)
その際に、ペンネーム(?)変えました。
>>バラストレール無料配布
V3で複線レール(is128w)がアップデータにありました。V2でも車両無料配布みたいのがあったそうです。