2007年02月10日

橋脚の高さとレールの高度の関係

 VRM4部品詳説の続きで橋脚部品の詳説をやろうと思ったんですが、意外と面倒なのがI.MAGIC規格とTOMIX規格の橋脚の高さ設定の違いです。
 そこでその説明だけ先に記事にすることにしました。

 さて。

 VRMで高架区間をつくるときにふつう必要な部品は、レール、高架プレート、橋脚の3つです。これら3つの部品はI.MAGIC規格とTOMIX規格の2種類があります。

 ここで注意しなければならないのは、規格によって橋脚上面や高架プレートの厚みが違うため、同じ高さの橋脚を使っても上に乗るレールの高度は異なることです。
 レール自体の厚みは規格の異なるレール同士でも接続できるように同じになっています。

0702piersheightS.jpg

<規格による厚みの違い>

 左はTOMIX規格の単線高架(複線高架は後述します)、右はI.MAGICの高架です。グレーの部分が橋脚、青い部分が高架プレート、赤い部分がレールをあらわします。

 TOMIX規格の橋脚には3mmの緩衝部分(薄いグレーの部分)が設けられているので、TOMIX橋脚の実際の高さは設定高度よりも3mm高くなります

0702tomixpierMenuSS.jpg 0702imagicpierMenuSS.jpg

<左:TOMIX橋脚、右:I.MAGIC橋脚>

 レイアウターではカッコ内に実際の高さが表示されますが、これを見ても設定高度より3mm高いことがわかります。一方I.MAGIC規格の橋脚には緩衝部分がないので、設定高度がそのまま実際の高さとなります。

 また、もう一度最初の画像を見ると、高架プレートにも厚みがあることがわかります。TOMIX規格は6mm、I.MAGIC規格は4.5mmです。
 この厚みと橋脚の実際の高さを足すと、上に乗るレールの高度となります。

 次に、TOMIX規格の複線高架を見てみます。

0702piersheightW.jpg

<TOMIX複線高架>

 橋脚は単線と同じものを使いますから、設定高度+3mmが実際の高さです。高架プレートはレールに高架プレートを一体化したTOMIX複線レールを使用するので、高架プレート自体の厚みを考慮する必要がありません。
 よって橋脚の設定高度+3mmがレールの高度となります。

 橋脚と高架プレートに異なる規格を混用する場合も考慮してまとめると、橋脚の高さと上に乗るレールの高度の関係は次のようになります。

レールの高度=橋脚の高さ+橋脚緩衝部分の厚み+高架プレートの厚み

ただし

橋脚緩衝部分の厚みは
TOMIX規格:3mm
I.MAGIC規格:なし(0mm)

高架プレートの厚みは
TOMIX規格単線:6mm
TOMIX規格複線:なし(0mm)
I.MAGIC規格:4.5mm


 これだとTOMIX規格単線高架のレールの高度は橋脚の高さ+9mm、となるわけですが、公式のマニュアルではTOMIX高架の「線路路盤の高さ」は+13mmと記載されています(I.MAGIC規格は正しく+4.5mm)。

 これはどうやらレイアウターで表示されるレールの高度ではなくてレール路面の高度のことを指しているっぽいです。レールの路盤の厚みは4mmなので、レール高度9mm+路盤の厚み4mm=13mm、という。そういうややこしいことされると悩んじゃうのでやめてください>I.MAGICさん


posted by 45-50s at 00:11| Comment(2) | TrackBack(0) | V4テクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この高さの違いは実際のTOMIX製品に合わせてあるので
致し方ないんですよね・・・

緩衝部分=カップリングの厚さ
Posted by 某社長 at 2007年02月10日 00:19
ああ、あの“緩衝部分”はカップリングを模してたんですね。
この記事を書くまでは自分の中でも橋脚とレールの高度の関係はあやふやだったので、いい勉強になりましたよ(笑
Posted by 45-50s at 2007年02月10日 18:37
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