きりよく半分の50%でも良さそうなものなのに、なぜ40%にしたのでしょうか。
適当になんとなく決めたという可能性もありますが、もし何か根拠があるとしたら、直流モーターの電車の走行音が最も変化する速度域が40km/h付近であることを模してのことだと思います。
直流モーターの電車の走行音は、起動直後から高音が混じったまま音程が上がって行き、40km/h付近まで加速すると高音が去って、代わりに低音が入ってきます。
一方、VRMの車両の最高速度は新幹線を除いておおむね100km/h前後ですから、40%を境に別の音源を割り当てられるようにしておけば大抵の車両は40km/h付近で音が変わるわけです。
もしかして、このことを狙って40%をLow/Highの境界に設定してたりしないかな、とか思いました。たぶん適当なんでしょうけど。
ところで「40km/h付近で直流モーターの音が変わる」ってのは、ずいぶん前のRail Magazineに載ってたくるりの岸田繁の連載の受け売りです。
これによれば「直流モーター車は急に変調したりしないので、起動音の和音がそのままピッチ・シフトしていき、40km/h前後で別の低音が加わります」とあります。
また、この記事で面白いのは、いろいろな車両のモーター音をむりやり2和音に当てはめて列挙していることです。例えば103系や113系のモーター音は1度+長3度のメジャーな響きで、個人的に馴染み深い東急8000系列は1度+完全4度ということです。
実際、この和音をシンセで鳴らして録音したものをVRM車両に割り当てるだけでも、それっぽく聞こえてきます。あくまでそれっぽいってだけで実用には程遠いものでしたが、もっと手を加えれば、モーター音も客車のエンジン音のように自作できそうです。VVVFになると転調が激しいのでちょっと無理っぽいですが・・・。
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