2006年08月20日

お遊び

 VRM3とVRM4の地形テクスチャーは、設定した高度より1mm低い高度になります。例えば高度0mmの平野をつくると、そこは実際には高度-1mmの平野になります(VRM2はやったことないのでわかりませんが)。

 これはなぜかというと、平面を持つ部品を高度0mmに配置したときに地形テクスチャーと部品のポリゴンがZバッファ干渉を起こすのを防ぐためですね。例えば道路部品を高度0mmで敷いたときなど、もし地形テクスチャーが同じ高度0mmにあると、道路と地形テクスチャーが干渉を起こして見た目が崩れてしまいます。
 ですから当然、高度0mmの場所に高度-1mmで道路を配置するとZバッファ干渉を起こします。

road_broken.jpg

<つい誤って道路を1mm下げて配置してしまった図>

 とまあ、こんなことはVRMをしばらく使ったことのある方なら誰でも知っている話だと思うのですが、この措置のおかげで結構面倒くさいことも多いですね。

 住宅部品や人形部品などの部品が、普通に置いただけではかならず1mm浮いてしまうからです。

kid_floating.jpg

<人形部品は置いた段階で1mm浮いている>

 1mmくらい、と思われるかもしれませんが、VRMレイアウトは近くで見ることが案外多いですから、結構大きい値なのです。そして当然レールも例外ではなく、1mm浮いてしまいます。

 そんなわけで自分は部品を置き終えたら、いっぺんに選択して数値移動で1mm高度を下げるようにしています。道路部品も、1mm浮いているとちょっと気になるので、0.9mm下げて地面との高度差は0.1mmにしています。
 しかし一方で高架プレート上やトンネル内にあるレールは下げる必要がありませんし、上述のように道路などは1mm下げるとかえって不都合です。さらに、置き終えた後に追加した部品の高度を下げ忘れてしまったり、間違えて二度高度を下げたまま気付かなかったりすることは日常茶飯事です(汗

 個人的には、地形テクスチャーの高度を-1mmにするなんていうややこしいことをするよりも、部品のほうの高度をあらかじめ調整しておいたほうが早いと思います。つまり道路部品ははじめから高度0.1mmに浮いた状態で収録するわけです。


 …異常に前置きが長くなってしまいました。別に今日のテーマはI.MAGICへの文句ではございません。地形テクスチャーが表示より1mm低いという仕様を廃してほしいのは本当ですが、あまり現実味ないですし(笑

 本題は下の画像です。

fence_wood_PC_V3.jpg fence_wood_PC_V4.jpg

<左:VRM3の鉄道柵、右:VRM4の鉄道柵>

 VRM3の鉄道柵は上述の理由から、はじめに配置した段階で1mm浮いてしまうのですが、VRM4の鉄道柵は地下に“遊び”の部分が設けられ、これが回避されているのです。

 この“遊び”は通信電柱など他の部品にもありました。全ての部品を確認したわけではないので定かではありませんが、第4号の部品からの措置だと思われます。
 第4号からではないとしても、少なくとも第0号の段階ではなかった措置です。フェンス、防音壁、落石防止柵といった第0号の部品は1mm浮いているからです。

 以上です。つーか異常です。前置きのほうが本題より長いなんて。


posted by 45-50s at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | V4実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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