2006年05月08日

やかんとシルエット

 VRM4では太陽の「種類」を選択することで、「昼間」「夜間」「夕暮れ」などいくつかのバリエーションを楽しむことが出来ます。
 ただし「種類」を選ぶだけではダメで、「種類」に合った天球テクスチャー(と雲テクスチャー)を用意しなければなりません。

 「昼間」には青い空、「夜間」には暗い空、「夕暮れ」には赤く染まった空。「昼間」に夜景用の空を使ったり「夜間」に明るい空を使ったりしてしまうと、ビュワーにはなんとも破綻した世界が広がります。

 …本当でしょうか。案外もっといろいろな使い方があったりして。例えば「夜間」と明るい空を組み合わせると、ちょっとおもしろいことができそうです。

 写真撮影には「シルエット」という手法がありますね。ほぼ完全逆光の光線状態で撮影することで、明るい背景(多くの場合空)に対して被写体を黒く影のように浮かび上がらせる手法のことです。

 鉄道写真においてシルエット技法を用いるときは、太陽が低い位置にある早朝・夕方を撮影時間に選びます。ですからVRMで“シルエット風”のスクリーンショットを撮影するときも、太陽を地上カメラと反対側かつ低い高度の位置に設定します。

 しかしそこで太陽の「種類」を「夕暮れ」にしても、列車はまったくシルエットにならないばかりか、ビュワー全体がマゼンタがかった色合いになってしまいます(この強いマゼンタはもちろん夕暮れを強調するためのエフェクトなのですが、個人的に少し効き目が強すぎる感じはします)。

 ここで「夜間」の出番です。「夜間」を明るい天球テクスチャーと組み合わせることで、明るい空はそのままに地上の列車はシルエットさながら真っ暗になります。


<空はデフォルトです>

 いかがでしょう、これぞシルエットという感じであります。ここまで「シルエットって何だ?」と思いつつ読んでいた方は逆に「ああ、こういう写真のことか!」と頷いていただけたのではないでしょうか。

 車両に限らず、割合複雑な形状の構造物が多い鉄道風景はシルエットが似合います。


<こういう構図で撮影する勇気を持ちたい>

 空の色と雲の形状を変えて別角度から撮影したものです。今度はEF64と共に架線柱が主役です。シルエットには、いつものビュワー通りの見え方とはまた違った、何とも印象的な良さがありますね。

 ちなみにこの方法は、走行レイアウトにはあまり向きません。完全逆光でシルエット手法を用いたいときに最大限の視覚的効果を発揮しますが、そうでないときは、空は明るいのに地上はやたら暗いという不気味な天候異常にすぎません。
 ですから、これはあくまでスクリーンショット撮影用のアイディアです。

 …と自分は思ってます。案外もっといろいろ使い方があったりして。
posted by 45-50s at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | V4アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17543713

この記事へのトラックバック