ghostさんがパリへ飛び立つ際に爆弾を投下して行かれましたので、早速被弾したいと思います。
>何と言うか(中略)そのうちみんなでバターになっちまうんじゃねの?みたいな、そんな気がしてます。
(VRM入道「そろそろ真面目にネットVRM界隈のこれからを考えないか?」より)
それはそう言われればそんな気もしますけど、これでは抽象的過ぎて具体的に何が我々をバターに向かわせるのかがわかりません。もっとストレートな表現でないと。
ま、いいです。こちらで勝手に解釈して論を進めてしまいますので(笑
とりあえず自分はこの文章を、ネットVRMユーザーばかりでカウンターで飲み比べがはじまり、みんなどんどん深酔いして周りが見えなくなっちゃうような感じかな、と解釈しています。って比喩の解釈に比喩を使ってりゃ世話ないですな(笑
ですから要は、内輪で盛り上がりすぎ、そしてそのせいでネットVRM界への新規参入者の入り込む余地(もしくは現段階で未だ僻地にいる方がメインストリームに入り込む余地)が少なくなっていると言うことです。
仮にそうだとすれば、実はghostさんは既に近い論考をHPに載せたことがあります。それが「続々・ネットVRMユーザーの限界とこれからを問う」の中の「立ち上がれ、農耕民族!!」の節です。
>VRMを盛り立てていくには農耕民族が地味豊かな開かれた村を営んでいるか否かが生命線と言えます。(中略)農耕民族が築き上げた魅力的な村なくしては、獲物はVRMの世界に定住してはくれないのです。
(VRMovies「続々・ネットVRMユーザーの限界とこれからを問う」より)
そして最新のVRM入道のエントリから、
>素晴らしい事例紹介が増える一方で、それが生まれるに至った経緯や文脈を理解していないとわからないコンテンツの公開が増えているように感じます。つまり、非VRMユーザーが読んでも、まったく意味不明な場合があるということです。有り体に言えば「内輪ウケ」。
(VRM入道「GJ」より)
この2つの文章がほぼ同じことを示唆しているであろうことは、一目瞭然でしょう。ただ前者が単なる提言に過ぎないのに対し、後者、すなわち今現在のネットVRM界隈へのghostさんの評価からは些かのあせりというか、ちょっと内向しすぎだろう、という危惧のようなニュアンスが感じられなくもありません。
そう思ってちょっと今月を振り返ってみると、ネタに走りすぎの感が無くはありません(実際いつものことではありますが、今月は特に顕著だったようにも思います)。foxさんがコンスタントに素晴らしいスクリーンショットの数々を届け続けていたので、幸いにして(?)界隈の均衡は保たれていたようですが。
内輪で盛り上がることがどのような不利益をもたらすかといえば、上述の通り新規参入を大いに妨げうることもありますが、同類のネタに停滞し続けた挙句、いつのまにかネットVRM界そのものが廃れてしまうということもあるでしょう。
これを脱却するには、地味な方法としてはネットVRMユーザー相互のより深い協力関係、いや協調関係を築くことが吉と考えます。
簡単なことです。もっとお互いにトラックバックをして、コメントをして、あるユーザーがスキルを紹介したら、それを取り入れてより発展させたものをどんどん公開するという、それだけで良いと思います。
単発のネタに終わる「同じとこグルグル」ではなく、お互いにアイディアを発展させあうことで「少しずつ軸足をずらしながら移動するグルグル」、いわば周囲の物体をことごとく巻き込む「竜巻」の様相を呈さん、というわけです。
さらにそのちょっとした着火剤として、以前に普|上飯田さんの掲示板で時々行われていたスクリーンショットコンテストを、どなたかの掲示板で再び大々的にやるってのはどうでしょうか。
VRM世界征服計画が存外に早く「同じところグルグル」を始めてしまったのは、やはり相互の評価システムがないからだと思います。評価もなしに黙々とクリップするだけではある意味自己満足の域を出ませんし、参加者相互のコミュニケーションも発生しません(いや、自分も面白い計画だとは思ってます。参加してますし。あくまで45-50sのヤローが一面から見て感じた印象ですので参加者の皆さん、どうかお気を悪くしないでくださいね)。
その一方でスクリーンショットコンテストは相互評価目白押しですから、ネットVRM界隈の再活性化が期待できるわけです(何を隠そう、自分がこのブログを始める契機となったのが普|上飯田さんによるスクリーンショットコンテストでありました)。
「同じところをグルグル回っているだけ」で周囲に目が行かなくなっては、我々はみんなでバターになるのみであります。
2006年04月26日
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