VRM Onlineについては、今のところ下のページあたりを参照してください。
・「鉄道模型シミュレーター オンライン」〜アイマジックとアシアルが共同でサービス開始
・あなたのPC上に鉄道模型が走る!鉄道模型シミュレーターOnline登場!
・アイマジック、「鉄道模型シミュレーターオンライン」を9月開始
じゃあ早速、VRM Onlineの現行VRM4に対する利点を比較して並べてみますね!
・・・鉄道模型シミュレーターとしての利点・・・
VRM Onlineってのは、VRM4にトレイントレインでいろいろできる機能をくっつけたもの、ってことでだいたい合ってますよね。
だからなのか、VRMとしてのVRM4に対するアドバンテージは比較的些細なものらしくて、わかる範囲では、
・レイアウトサイズ無限大
・影がある(日陰のコントラストも増してる?)
くらいでしょうかね。公開されたスクリーンショットを見る限りではVRM4とグラフィックの細かさに違いはないみたいですし。
これだけだと、現在のVRMユーザーをVRM Onlineに誘導するには弱い気がします。レイアウトサイズ無限大といっても、今でも20m四方じゃでかすぎて持て余してるくらいだし。影描写はVRM4でもアップデータで追加されるかどうかわかりませんけど、もしされないとしても、影描写だけのためにオンラインに移行するのもなぁ。
なのでこれらのアドバンテージは無視できるほど小さいと思って構わない気がします、気がするだけですけど。
・・・コミュニティ機能に関わる利点・・・
じゃあコミュニティサイト(トレイントレイン)と連携することによってうまれるVRM4との差異は何かというと、これまた今までの情報から抜き出すと、
・月額1000円
・月額を払えば“永久的に”使える
・トレイントレインでレイアウトを公開できる
・トレイントレインでパーツをダウンロード購入したり管理ができる
ですね。うーみゅ。今までなら月額を払わなくても永久的に使えたしなぁ。パーツを購入手続きしてすぐ使えそうなのは嬉しいかもですね。
あとレイアウトの公開は、今までだって普通にブログでできたわけで、ただその敷居が、PC慣れしていない人には少しだけ高かったわけで、それがちょっとでもラクになるなら、喜ぶべきっすね。逆にいえば、既存のネットVRMユーザーには取り立てて直接のメリットにはならないってことですけど。
冒頭に挙げたVRMとしてのアドバンテージが無視できるほど小さいとすれば、月額1000円っていうのは何かというと、パーツをすぐ使えてレイアウトをすぐ共有できるための、一様なポテンシャル的なものっすね。
それらのメリットが1000円と等価と見なされるかどうかで、Caldiaさんが言うように、現行のVRM4の価格と比較したらちょっと得かもしれないですけど、でもパーツ購入は別腹らしいので、それも微妙かもですよ。
もしかしてtrs2004jpさんの案みたいに、VRM Onlineのユーザーが複数集まって一つのレイアウトを作れるなら、ポテンシャルはぐっと上がるかもですけどね。レイアウトサイズ無限大というアドバンテージもそれなら利いてきますし。
まとめると、既存のネットVRMユーザーにとっては「影描写と購入後すぐ使える権」を「月額1000円」と天秤にかけて、お買い得感を感じられるかどうか、でありますね。皆さんはどうでしょうか。
自分は去年のレイアウトコンテストの「海峡を往く」でVRMでやりたかったことの6割くらいはやってしまったので、最近VRMにはあまり触ってなくて、なんとも言えないんですけどね。6割くらいでなんとなく満足しちゃってるあたり、自分らしいというか アホなんだよね まあ,欲望の赴くままだからね 「やりたいように,やる」これですよ といっても若い人にはわからねぇか!
・・・ネットVRM界隈はさておき・・・
なんていうおそろしくジャーゴニックなネタはともかく、現行のVRM4ユーザーとして、新しいサービスをむやみに牽制するような嫉妬深い振る舞いはしたくないですけども。
実際、トレイントレインを通してVRMを初めて知る人たちは、月額制度も疑いなく受け入れるだろうと思います。だからI.MAGICは単純に、トレイントレインを媒体にして新しい商機を作ったに過ぎないのかもですね、そういう意味ではBahnsimいやいや。またジャーゴニックで失礼しました。
とはいっても、ブックマークコメントにも書きましたけど、鉄道模型愛好家の人たちがもしVRM Onlineに興味を持ったとして、月額制度で所有欲が満たされるかは疑わしいです。自分のステレオタイプなイメージでは、鉄道模型愛好家の人たちは模型に対する所有欲が半端ないと思います。自分も少し模型を持ってますけど、購入動機はやっぱ好きな車両を所有したい、とゆー気持ちでした。
現行のVRM4も画面の向こう側に所有するに過ぎないから所有欲の充足には弱い、という指摘は以前からありました(出典は少し探したんですけど見つかりません。ghostさんが仰っていたような)。ましてやVRM Onlineのような、「オンラインに展開するシステムを月額で間借りする」的なフォーマットは所有欲の充足というファンタジーには程遠いのではないでしょうか!と思うわけでありますッ。
もうね、何書いても立場上シニカルな物言いに受け取られるしかないでしょうけど、自分はそういうつもりはありませんからね。できればVRM Onlineを応援したいんですからね。
・・・VRM Onlineと界隈の行く末・・・
いずれにせよ、そうなるとVRM Onlineのメインのユーザー層は、トレイントレイン的なコミュニティサイトが好きで、かつライトな鉄道模型ファンの人たち、ってことになるんじゃないかと思います。
前段でも書いたように、今のVRM4だって鉄道模型の代替手段であることは同じなので、ユーザー層は似たようなものなのかもしれませんが、それにコミュニティ機能を付加するから、代わりにその維持のための負担はしてね、というのがVRM Onlineなのでしょうね、ざっくり言えば。
コミュニティ機能?いらんよ、サイト持ってるし。という既存のネットVRMユーザーは、月額を払わない代わりにVRM Onlineには口出しせずに、(今の定義でいうところの)ネットVRM界隈に安住してなさい、あるいはしていよう、ということになるのかもわからんですね。
そうなったらどうなるか。そうですね。ネットVRMユーザー総おいちゃん化ですね!一つ前のバージョンのユーザーの目線から、カレントバージョンを腐すの図。そういう構図がたくさん発生しかねないわけですね!
まあそれは必ずしも悪くないというか、つまり自分はおいちゃんさんを悪く言いたいわけでは全然ないですけど、ただ、それが各所で常態となっているコミュニティってのは心持ちが悪そうです。
・・・誰が悪かったのか!・・・
別に誰も悪くないっすよ。
ネット上の付き合いというのは、例えば交通事故に巻き込まれてしまっただとか、そういう場合に察知できないので心配でした。
お休みになっていたのは何か理由があるのかと思いますが、もし気が変わったら、また師匠の写真とかVRM関係だとかアップしてください。
いつでも待ってます。
とりあえず、無事だったみたいでなによりです。
ええ、ちょっと個人的な理由で休んだんですけどね。
ちょうどVRM4からOnlineへの過渡期真っ只中で、少し間を空けるともう付いていくのが面倒になってしまって。結果的に自嘲ネタを長々とトップに晒すことになってしまいました。
またのんびりやらせてもらいます。写真中心になるかもですけど。
ちなみにわからない人には、ゆきもよさんが45-50sの気配を察する超能力者か何かに見えちゃうねw
ghostさんの新しいブログ(http://gray.ap.teacup.com/ghost/)に自分がコメントして、それに気付いたゆきもよさんがここにコメントしてくれた、って流れですね。