2008年06月13日

スーパーバイザーに存在感を

 AKAGIさんI.MAGICのユーザーへの対応の仕方について批判的に言及されています(コレコレ)。このこと自体は折に触れて散見されてきたことで、もはやI.MAGICのお家芸と化しつつありますが(イヤミですよ念のため)、ユーザー側のあり方も交えて具体的な提案を伴っているという点で、AKAGIさんの指摘は真新しいと思いました。

 とりあえず、AKAGIさんの仰るとおり、I.MAGIC自身が会議室に顔を出さないのはユーザーとしてはもどかしくて仕方ありません。I.MAGICにとっては、要望に対応してアップデータを出すか否かそのものが、回答だというつもりなのかもしれません。ただこれでは、対応されない限り、いつかは対応されるかも、と待つことしかできないので、その意味でひたすらもどかしいですよね。

 ただ、ならばI.MAGICが積極的にユーザーのコミュニティに関与してくれば良いかというと、自分は必ずしもそうは思いません。それはとても慎重にやらないとすぐに失敗すると思います。とりわけAKAGIさんのご提案には大きく2点、異論がありますです。

 AKAGIさんは記事の中で、I.MAGICがすべきこと3つのうち1つとして、

> とれたてVRMを週に1度読んでホットエントリぐらい読み、流行を見出す。
(AKAGIのVRMstation「昨日の続き」より)


 を挙げられていますが、これがひとつめです。

 とれたてVRMに日々追加されるコンテンツは、ネットVRMユーザーのはてなブックマークによって決まります。簡単には、3つ以上のブックマークを集めると、とれたてVRMに載ります。しかしはてなブックマークを使うネットVRMユーザーというのは、かなり限られた人たちです。ほとんどが、割と定期的にサイトやブログの更新に勤しみ、内容の濃いコンテンツを提供してくれている人たち、言わば狭義のネットVRMユーザーです。逆に言えば、ライトなユーザーの意見はとれたてVRMにはほとんど反映されません。
 その意味で、とれたてVRMは、建前上はまったくインタラクティヴですが、実際には、掲載の方向性を決める人と純粋な読者にはかなりの層のズレがあり、それは広義のVRMユーザー間のひとつの隔絶でもあります。

 そのとれたてVRMからI.MAGICが情報を得る。そうするとどうなるでしょうか。一部の濃いユーザーのバイアスが直接にI.MAGICに及んでしまい、I.MAGICも含めた、VRMコミュニティの蛸壺化が起こってしまうことでしょう。今ネットVRM界隈はそれなりに蛸壺化した状態で何とか均衡を保っているようですが、I.MAGICにまでも蛸壺化が及んでしまうというのは、どうも自分には、かなり悪いことのように思われます。

 もうひとつは、

> だが、こんなにもユーザーが努力しなければならないソフトをボクは見たことが無い。
(同上)


 とのくだりであります。努力しなければならないことはありません。実際これはボランティアであろうと思います。VRMの不具合の多さに時折辟易することはありますが、そのこと自体はI.MAGICとユーザー間のコミュニケーション不足というよりは、I.MAGICのソフト開発能力にかかわる話題でしょう。
 それに実際、たいていの不具合は、会議室に書き込むことで遅かれ早かれ修正されています。ここで、修正できないものはできないとはっきり明言してほしい、ということであれば、自分も共感するものであります。

 AKAGIさんが例示されている「VRM4バグ報告掲示板」は、I.MAGICの代わりに何かを担っているというよりは、ユーザー側の自浄努力の一種だと自分は思っています。
 同掲示板の目的は大きく「要望や不具合報告を意味の通る様式に整えてI.MAGICに伝達する」「要望の数をカウントし、優先度を推し量る」の2つ(のはず)です。ですが、要望を意味の通る文章で会議室に書き込むことはむしろ要望する側の義務でしょうし、要望の数の大小が採用の優先度につながるということも実は根拠がありません。車両リクエストが多数決制度であることからの類推であろうと思います。

・・・

 少し話が変わりますが、会議室で時折スーパーバイザーさんが主にビギナーの質問への返答として、I.MAGICのオフィシャルな意見を引いて発言されているように見えることがよくあります。このとき、スーパーバイザーさんが、自らをスーパーバイザーと自称されることが少ないように思います。

 ですが、特にビギナーの人たちが、スーパーバイザーをハンドルネームから識別できるはずがありません。そこで、スーパーバイザーとしての一種の公的な書き込みをする際には、会議室の機能として、自身がスーパーバイザーであることを証明できるような仕組みがあって良いと思います。

 すぐに機能として実装されなくとも、せめて書き込みの冒頭でスーパーバイザーであることを名乗る(コミュニティが大きくない現時点では詐称の心配は少なそうなので)だけでも、I.MAGICの対応へのユーザー一般の印象はかさ上げされるのではないでしょうか。


posted by 45-50s at 00:02| Comment(2) | TrackBack(0) | VRM雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。

今回は会議室について言及されていますね。

この制度を「本丸(i.magic)」が利用しているのは、開発費が少なく、本丸の人数が少ないので、細かい質問などにはイチイチ相手にできないという事情があるのではないでしょうか?

さて。
オフィシャル会議室に本丸が顔を出していないと
AKAGI氏が感じるのも無理はない理由として
明らかな掲示板荒らし行為を管理者側が放置している点にあります。
単なる個人所有の掲示板でもなく、2ch掲示板や携帯電話からの掲示板でもない、製品オフィシャル掲示板ですので、管理されていないと見る側が感じるのは良くない状態と言えます。

これから購入しようと感じる方は
「なぁぁぁんだ、この商品は廃れてきてるんだ。」
とマイナスイメージを持ちかねません。

掲示板って放置するわけにもいかず、書き込みが多いと管理が難しいですよね。
管理ができず、安易な気持ちでの設置ならば、本丸は背伸びして3つも掲示板を置くのではなく、統合も検討してみては?
Posted by ちーずぴざ at 2008年06月13日 07:35
どうもっす。

> 開発費が少なく、本丸の人数が少ないので、細かい質問などにはイチイチ相手にできない

これは自分もそうなのだろうと思います。それに加えて、どんなタイプの人に対してもキチンとした対応をできる自信がないのかもしれませんね。

> 明らかな掲示板荒らし行為を管理者側が放置している

うーん・・・そうでしょうか。少なくとも表面上、明らかに悪意のあるスパム投稿はきちんと削除されていると思うのですが。具体的にどのような荒らし行為が放置されているとお考えですか?
Posted by 45-50s at 2008年06月13日 21:55
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