2008年05月18日

すごい大発見!!!

 タイトルはとれたてで目を引くようにウザく変えてみました(何しろエクスクラメーションマーク3つ)。実際は大発見でも何でもありません。何というスパム。

 さて、今日のテーマは、VRM4ユーザーなら誰でも気になっていることだろうと思います。

 バス停学校の自転車置き場近郊アパート駐輪場屋根の違い

 このページを閉じる莫大な数のクリックの音が聞こえますが、それはさておき。

 見た目はどれもそっくりですが、部品エディタではそれぞれ全く別のカテゴリに収録されている屋根たち。彼らの特徴をそれぞれまとめました。

0805roofSS01.jpg

<バス停>

 まずは第4号収録のバス停の屋根です。ふむふむ。確かにどこからどう見ても屋根ですね。3種類とも、支柱の配置や色に若干の違いはありますが、屋根の形状や全体の大きさに差異はありません。
 ちなみに画像で一番左の「バス停屋根C」は、VRM4の部品としては珍しく屋根部分が半透明なのが特徴ですね。

 屋根の高さはバスより少し背が高いくらいですが、これは妥当でしょうか。バス停の写真を少し探してみると、これとかこれがありました。これらを見る限りでは、VRM4のバス停屋根の高さは実物と同じくらいみたいです。

0805roofSS02.jpg

<学校と近郊アパート>

 いずれも第8号収録です。学校のほうは「自転車置き場1・2」として、近郊アパートのほうは「近郊アパートベース」にくっついた形で用意されています。

 うん。同じですね。さすがに同じパッケージに収録されているだけあります。部品カタログで調べると、台座を含めれば高さまで同じでした(台座の厚みに若干差があるようですが)。まあ別に手抜きなどと腐すつもりはありません。

 屋根の高さを一緒に写っているTOMIX自転車と比較すると、3倍ほどあります。で、バス停と同じように写真を探すと、これとかこれがありました。若干高いかな?と最初思っていたのですが、実物を見ると、(当たり前ではありますけど)屋根の高さは物によりけりでした。なのでVRM4の自転車置き場の屋根もおかしいとはいえません。
 それに、VRM4の自転車は子供サイズ(この記事この記事参照)なので、それと比較するとちょっと大きめに見えるというのもあると思います。

0805roofSS03.jpg

<で、比較>

 あらためて比較してみると、ご覧の通り、バス停屋根の方が自転車置き場より約1.3倍高いです。
 今まで述べたように、それぞれの屋根は高さやサイズがきちんと最適化されています。自転車の例があるのでちょっと不安だったのですが、こと屋根については安心して良かったようです。

 まあ、レイアウト上で違和感なければ、少々スケールが違ってても何も問題ないんですけどね。
posted by 45-50s at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | V4部品詳説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月04日

編成エディタが放置されている件

 VRM4の編成エディタって使いにくい、と思うことはありませんか。普通に車両を配置するだけならすぐできますけど、ちょっとスクリプトを書こうとしたり、たくさんの車両を配置しようとすると、やりにくいことはありませんか。

0805traineditorSS00.jpg

<VRM4の編成エディタ>

 例えば、以下のような体験談があります。VRM4にある程度慣れている方ならお分かりいただけると思います。

・Aさん(仮名)のケース

 Aさんは24両編成の貨物列車に自作の車両テクスチャを適用するために、全車両にスクリプトを書き入れることにした。
 編成エディタに最初から収まっている5両目まではスムーズに書けたが、6両目以降も作業を続けたところ、何両目までスクリプトを書いたのか途中でわからなくなってしまった。

・Bさん(仮名)のケース

 Bさんは自作の車両テクスチャをE233系10両編成に適用するために、10両すべてのスクリプトエディタに、スクリプトを書いた(Aさん同様混乱しながらも完遂した)。
 一通り書き終えた後で、自分が配置したのがE233系ではなくE233系3000番台だったことに気付いた。車両を全部配置しなおしたらスクリプトも一緒に消えてしまい、全車のスクリプトを書き直す羽目になった。

・Cさん(仮名)のケース

 CさんはあるネットVRMユーザーのレイアウトをダウンロードしたが、そのレイアウトには自分の所持していないパッケージの車両が使われていた。
 Cさんは適当な車両を補ったが、元々の車両に書かれていたスクリプトまでは再現のしようがない。ビュワーを起動しようとしたところ「ERROR 未定義のメソッドを参照。」と出て失敗した。


・・・

 ま、Aさん=Bさん=Cさん=俺なんですけどね。

 ちなみにCさんがビュワー起動に失敗したのは、運悪く欠落した車両のみに、編成エディタがCallCarで呼び出すメソッドが書かれていたからですね。客車/貨物列車で機関車が足りない場合とかありそうです。

 放言すると、編成エディタってVRMレイアウトを作る際には必ず一度は触れるものなのに、VRM4最初期からほとんど変化していないんですよね。じゃあ変化の必要がないくらい完成されたインターフェースかというと、AさんやBさんやCさんみたいな事例もあるわけであります。いや全部自分ですけど(くどい)。

 じゃあどうすればよいか、なのですが。

 最初に確認すべきは、Aさんのケースと、B・Cさんのケースは別物だということです。

 まずAさんのケースについて考えてみます。これは、今の編成エディタのように小さなフィールドをクリックして表示範囲を選ぶのではなく、スクロールバーを設けてくれれば、ほぼ解決です。つーかなぜそうしなかったのでしょうか。何か技術的な制約があるのでしょうか(イヤミで言ってるんじゃないっすよ)。

 次にB・Cさんのケースです。こちらが個人的に大切です。これらのケースの核心は、車両を削除するとその車両のスクリプトも一緒に削除されてしまうことです。言い換えれば、車両は削除してもスクリプトはそのまま残すことが不可能だということです。

 だから図で示すと、

0805traineditor00.png

<こういうことなんすけど・・・>

 今は、「車両」という見た目が「スクリプト」という機能を包含する形になっちゃってるから、「車両」は削除しても「スクリプト」を残す、ができないんですよね。だから、「車両」と「スクリプト」を対等にして、その上に新しい枠を設ければいいと思うのです(図で言う右側の青枠部分)。

 そうすれば、車両(赤枠)を削除しても青枠の中でスクリプト(緑枠)は生き長らえることができますし、逆もまた然りです。

 もっとこう、レイアウターっぽい見た目で提示したほうがわかりやすいですか。じゃあこんな図ではどうですかッ。

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posted by 45-50s at 22:37| Comment(3) | TrackBack(0) | VRM雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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